iPhoneのカメラレンズカバーを直してみた
今回の修理ネタはiPhoneですよ。
こういうピンポイントのネタって、検索してヒットすると嬉しいんですよね。たまに「まぁ、いつものようにサクッと終了」みたいな文章に写真1枚添えたアッサリした文章で終わってるクソシンプルなブログもあるけど、それは無意味なのでここではちゃんと説明しますよ。
背面のカメラそのものではなくて、ガラスの部分の事。今回はこんな感じ。
娘のiPhone7。「いつのまにかなってた」そうです。…まぁ信じてやろう。
今回はこれを直します。これはiPhone7ですが、カバーガラスが売られている機種ならどれも直し方は同じです(多分)。
ただし、売られているといってもAmazonなどの通販ですし、勿論純正パーツではありません。新しい機種だと表面にコーティングされていたりしますが、そんなのもありません。言うまでもなくパーツの購入から自己責任となります。
私はAmazonでピンセットとナイフがセットになったやつを1000円ぐらいで買いました。高くも安くもないと思いますが、届いたピンセットとナイフはしっかりしたものだったので、勝手に得したと思ってますw
それでは作業しましょう。

ヒートガンなんて持ってる方は少ないと思うので(私も持ってません)、適当なドライヤーで良いのでカメラ付近を温めます。ガラスを安全に、キレイに取り除くためです。
ギンギンに熱くしなくても良いので、触って「あちっ!」となるぐらいで十分です。

ピンセットで少しずつ、剥がすようにガラスを取り除いていきます。中のカメラレンズには絶対に触れないように、丁寧に作業します。
この時、小さい破片がカメラレンズユニット部分に落ちる事があるかもしれませんが、出来ればすぐに拾い上げて下さい。複数個隙間に入ってしまうと取り出すのが面倒になります。3分ぐらい経ったらまたドライヤーで温めましょう。

ガラスは縁の部分にゴムのような物で接着してあるので、これもキレイに取り除きます。少しずつ、なるべく傷をつけないように作業します。取れそうで取れないカサブタを取る感じでw

ここまでキレイに取り除いたら、一旦カメラを起動して撮影してみます。
自分の手のひらと部屋の端、のように、近いところと遠いところ交互にピントを合わせてみます。いつものようにピントが合えば問題なし。どうしてもボケる場合は一旦スリープしてからカメラユニットをピンセットで少しだけ、グラグラと動かします。レンズには絶対に触らず、レンズの周りの黒い本体部分を押さえるように動かします。
このグラグラ動く隙間にガラス片が入り込んでいる場合は、どうにかして取り除いて下さい。ブロワーで吹き飛ばすと中に入ってしまうかもしれないので、掃除機で吸ってみると良いかもしれません。
カメラユニットをグラグラと動かした後は、カメラのピント合わせのチェックに戻り、問題ない事を確認したら次に進みます。

レンズカバーを注文すると、だいたいこんな感じの両面テープが付いてくるようですが、私は使いませんでした。この両面テープがどんな性能の物なのかさっぱり分かりませんし、防水対応のiPhoneの場合パッキンとして機能してもらわないといけない部分なので、あくまでも個人的な判断で見送りました。
使ったのはお風呂や水回りで使うシリコンの防水シールです。ホームセンターで普通に売ってます。隙間から変に光が入らないように、黒を使いました。

こんな感じでチューブから少量出して、爪楊枝の先にほんの少しだけ付けて塗っていきます。

ガラスカバーがはまる場所に、出来るだけ均一に塗ります。あまり多く塗ると内側にはみ出てレンズに付いてしまうので、ギリギリの量を考えて塗りましょう。

塗り終わったらすぐにカバーガラスをはめ込みます。裏表を間違えないように、余計なところに付かないように、注意しながらそっと置いて、軽く上から押してはめます。

シリコンシールがはみ出てたら拭き取り、さらに上から強めに押してしっかり固定します。キレイにしたら完成です。カメラを起動して動作や写りを確認しましょう。
それにしても今期は娘の携帯に色々な事が起きる…。お札でも貼ろうかなw
こういうピンポイントのネタって、検索してヒットすると嬉しいんですよね。たまに「まぁ、いつものようにサクッと終了」みたいな文章に写真1枚添えたアッサリした文章で終わってる
iPhoneのカメラレンズカバーとは
背面のカメラそのものではなくて、ガラスの部分の事。今回はこんな感じ。
娘のiPhone7。「いつのまにかなってた」そうです。…まぁ信じてやろう。
今回はこれを直します。これはiPhone7ですが、カバーガラスが売られている機種ならどれも直し方は同じです(多分)。
ただし、売られているといってもAmazonなどの通販ですし、勿論純正パーツではありません。新しい機種だと表面にコーティングされていたりしますが、そんなのもありません。言うまでもなくパーツの購入から自己責任となります。
私はAmazonでピンセットとナイフがセットになったやつを1000円ぐらいで買いました。高くも安くもないと思いますが、届いたピンセットとナイフはしっかりしたものだったので、勝手に得したと思ってますw
それでは作業しましょう。
①温める

ヒートガンなんて持ってる方は少ないと思うので(私も持ってません)、適当なドライヤーで良いのでカメラ付近を温めます。ガラスを安全に、キレイに取り除くためです。
ギンギンに熱くしなくても良いので、触って「あちっ!」となるぐらいで十分です。
②ガラスを取り除く

ピンセットで少しずつ、剥がすようにガラスを取り除いていきます。中のカメラレンズには絶対に触れないように、丁寧に作業します。
この時、小さい破片がカメラレンズユニット部分に落ちる事があるかもしれませんが、出来ればすぐに拾い上げて下さい。複数個隙間に入ってしまうと取り出すのが面倒になります。3分ぐらい経ったらまたドライヤーで温めましょう。

ガラスは縁の部分にゴムのような物で接着してあるので、これもキレイに取り除きます。少しずつ、なるべく傷をつけないように作業します。取れそうで取れないカサブタを取る感じでw
③一旦確認

ここまでキレイに取り除いたら、一旦カメラを起動して撮影してみます。
自分の手のひらと部屋の端、のように、近いところと遠いところ交互にピントを合わせてみます。いつものようにピントが合えば問題なし。どうしてもボケる場合は一旦スリープしてからカメラユニットをピンセットで少しだけ、グラグラと動かします。レンズには絶対に触らず、レンズの周りの黒い本体部分を押さえるように動かします。
このグラグラ動く隙間にガラス片が入り込んでいる場合は、どうにかして取り除いて下さい。ブロワーで吹き飛ばすと中に入ってしまうかもしれないので、掃除機で吸ってみると良いかもしれません。
カメラユニットをグラグラと動かした後は、カメラのピント合わせのチェックに戻り、問題ない事を確認したら次に進みます。
ガラスをはめる
キレイになったガラスカバー部分に、ガラスをはめ込みます。出来ればブレーキクリーナーやシリコンオフで脱脂してから作業します。
レンズカバーを注文すると、だいたいこんな感じの両面テープが付いてくるようですが、私は使いませんでした。この両面テープがどんな性能の物なのかさっぱり分かりませんし、防水対応のiPhoneの場合パッキンとして機能してもらわないといけない部分なので、あくまでも個人的な判断で見送りました。
使ったのはお風呂や水回りで使うシリコンの防水シールです。ホームセンターで普通に売ってます。隙間から変に光が入らないように、黒を使いました。

こんな感じでチューブから少量出して、爪楊枝の先にほんの少しだけ付けて塗っていきます。

ガラスカバーがはまる場所に、出来るだけ均一に塗ります。あまり多く塗ると内側にはみ出てレンズに付いてしまうので、ギリギリの量を考えて塗りましょう。

塗り終わったらすぐにカバーガラスをはめ込みます。裏表を間違えないように、余計なところに付かないように、注意しながらそっと置いて、軽く上から押してはめます。

シリコンシールがはみ出てたら拭き取り、さらに上から強めに押してしっかり固定します。キレイにしたら完成です。カメラを起動して動作や写りを確認しましょう。
終わりに
この程度の修理なら、ある程度の工作ができる人であれば特に問題ないでしょう。実際にやってみると案外簡単です。街にある修理店で直すと1万円近くかかりますので、自分で1000円程度で直せるならチャレンジしてみるのも悪くないと思います。それにしても今期は娘の携帯に色々な事が起きる…。お札でも貼ろうかなw
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